【物語4】薄毛をバカにされ、陰口をたたかれる。悔しくて恥ずかしくても、なにもできない

薄毛物語

徐々に冷静さを取り戻し、改めて先ほどのAさんの言っていたことを思い出した。

Aさんは大きな声で、私のことを「髪が薄い」と言っていた。

そして、笑っていた・・

【物語4】薄毛をバカにされ、陰口をたたかれる。悔しくて恥ずかしくても、なにもできない

恥ずかしくても、平静を装うしかない

・・改めて思い出しても恥ずかしい、、、

恥ずかしい、恥ずかしいよー!!

みんなの前で薄毛って言われて、恥ずかしいよ!

 

なんでAさんはそんなこと言うの?

ヒドイ!ヒドすぎる!!!

私、Aさんになにも悪いことしてないじゃん!それなのに・・

 

 

みんなはAさんの話をどう思ったのかな。

私が薄毛なのは、みんなも分かっているはず。

 

そういえば、Aさん以外の人たちの声は聞こえなかったなぁ。

でもうっすら笑い声が聞こえたような、、

気のせいかな、もしかしたらAさんに合わせるために、愛想笑いしたのかもしれないし。

 

ていうか、このあとどうしよう。どんな顔で部屋に入って行けばいいんだろう、、

 

 

頭の中で先ほどのことを思いだし、怒りと不安で心が張り裂けそうだった。

でも今は仕事中。いつまでもトイレにこもっているわけにはいかない。

 

私は平静なフリをして、なにごともなかったかのように、部屋に入った。

 

 

気のせいかもしれないが、一瞬、Aさんと話してたであろう人たち(3~4人)が、私の顔を見たような気がした。

ドキっとした。でもだれに話しかけられることもなく、みんな仕事を続けていた。

 

 

 

 

この日は仕事が手につかなかった。

平静を装うのに必死で、なにをしていたのか覚えていない。

ちゃんと仕事していたのだろうか。不自然な態度をとっていなかっただろうか。

 

本当になにも覚えていない。

 

 

唯一覚えているのが、Aさんのことだけは見ないようにしていたこと。

Aさんの顔を見るのがつらくて、そしてなにか言われるのが恐くて、、。

 

早く業務終了時刻にならないかと、時計ばかりを気にしていた。

 

バカにされて悔しくて、涙が止まらない

仕事が終わった帰り道、緊張の糸が切れたのか、涙があふれ出した

Aさんに髪のことをバカにされたのが、すごく悔しかった。

 

 

「私だって、好きでこんな薄い髪になってるんじゃない!

できることなら、もっと髪の多いカラダに生まれたかったよ

でもそれができなかったんだよ!!

 

生まれ持った体質をバカにして、なにが楽しいの?!

人をバカにして、そんなに楽しいの?!

Aさんはいいよね、髪の毛がたくさんあって、なんの苦労もしなくて。

 

あなたに薄毛の人の気持なんか絶対にわかんないよ!

 

だからって、人のことをバカにしていい権利なんてどこにもない!

ましてやみんなの前で、あんな大きな声で!

最低なヤツ!どこかに消えてしまえ!!

 

 

怒り、悔しさ、悲しみ、惨め、もう私の感情はボロボロだった。

 

そして、涙が止まらなかった。

 

 

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陰口をたたかれるが、なにもできない

Aさんに不信感を抱きつつも、仕事はある。

翌日から、私はAさんとは一切口をきかないことを決めた(仕事以外では)

するとその態度がAさんに伝わったのか、徐々に陰口をたたかれるようになった。

 

 

私が廊下を歩くと、

「ほらほら、あそこにハゲがいる(笑)」

とAさんは私を指さすようになった。

 

どうやらAさんは、「同じ部署にハゲ女がいる」ということを、周りに言いふらし始めたようだ。

 

私が廊下を歩くたびに「あれがハゲ女だよ」って他部署の人に教えたりしていた。

時には、わざわざ他部署の人を呼び出して、「あそこにハゲが座っているよ」と、わざと私に聞こえるように話していることもあった。

 

 

そのたびに、私は恥ずかしさと悔しさで、すごくつらい気持ちになった。

つらくて仕方ないけど、でもどうすることもできなかった。

ただただ、一方的に言われているだけ。なにもできない。

 

まさに地獄のようだった。

 

 

 

唯一の救いは、彼氏と過ごす時間だった。

彼氏と一緒にいれば、嫌なことは忘れられた。

 

けれど、Aさんが私の悪口を言いふらすと同時に、彼氏にも変化が現れた

 

 

以前は、マメに連絡をくれた。

たわいもない内容だけど、毎日メールをしてくれた。

けれど、そのメールが少しずつ減ってきた。

 

始めのうちは、マンネリ化してきたかな?くらいに思ってた。

まぁたかがメールだし、仕方ないか、くらいの気持ちでいた。

 

 

でも今度は、私に会うのを避けるようになってきた。

「友達と約束があるから」と言っては、私に会おうとしなくなった。

 

なにかおかしい・・

 

そう感じたけど、彼氏は私を避ける理由を教えてくれない。

どうしたらいいかわからず、私はしつこいくらいに彼氏にメールを送り続けた。

 

「私なにか悪いことした?」

「悪いところがあったら直すから!」

「会いたいよ、寂しいよ」

 

それでも彼氏は理由を教えてくれない。

 

もうなんでこんなことになるの、、

 

落ち込む日々を送っていたある日、偶然彼氏を見かけた。

それは仕事帰りの時だった。

 

 

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